開設面積
全体 73.7ha
北地区 45.4ha(山田池 10.0ha)
南地区 28.3ha
開設
昭和54年10月
公園の歴史
山田池公園の中心となる山田池は1200年前の築造といわれ、深刻な水争いの記録も残されているような歴史的にも貴重なため池であった。また、春日山には神社(春日社)が建てられ、地元の豊作祈願の信仰の場でもあった。(現在は社跡の石碑のみとなっている)
近年まで、人々の暮らしに役立つクリ、ウメ、茶などの栽培もおこなわれ、里山的な利用をされてきた。こういった山田池の歴史性から、都市公園法施行50周年記念事業による「日本の歴史公園100選」に選定された(平成18年度)
公園整備の経過
昭和44年2月 | 都市計画公園として75.2haが計画決定される |
昭和48年6月 | 整備事業に着手し、測量・調査・設計を始める |
昭和54年10月 | 観月堤付近幹線園路、駐車場、春日山等開設 |
平成5年5月 | 北地区完全オープン(45.4ha) |
平成7年2月 | 南地区の整備に着手 |
平成11年3月 | 南地区造成事業の公共残土の受け入れ完了 |
平成16年11月 | 南地区一部オープン |
平成18年5月 | パークセンター完成 |
平成29年5月 | 南地区川原広場オープン |
平成29年5月現在 | 公園開設面積73.7ha |
防災公園としての役割
山田池公園は、大阪府地域防災計画において、後方支援活動拠点(※1)に、枚方市地域防災計画において、広域避難地(※2)として位置づけられており、非常時に府民の皆様の安全を守る場として機能します。
防災設備として、非常用発電機や非常用トイレ、放送設備などが整備されています。
※1 災害における自衛隊、消防、警察など応援部隊の活動拠点
※2 震災時に火災の延焼拡大によって起こる輻射熱や熱気流から住民を守る場所